日曜夜のイライラの原因とその対策について

日曜の夜に、気づかないうちにイライラしていることが、しばしばあります。
先週は、瞑想中に、そのイライラを観察してみました。
観察してみると、翌日から、私に「苦」を与える刺激と否も応もなく接しなければならないことが主な原因であることがわかりました。
そのような刺激は、騒音・汚れ・人の言行等々、多々ありますが、特に人への忌避感が強いように感じました。
その時、プラユキ師の「良き縁となる」という言葉が念頭に浮かび、「私に『苦』となる刺激を発する人々に対しても、良き縁となろうと心がけたらどうなるだろう」と思いました。
そして「良き縁となる」発意をしたところ、そのイライラは随分鎮まりました。
一度発意しただけで、それが継続するわけではなく、意が薄れる度に思いを新たにする工夫をしなくてはならない状態ですが、原因と対策がわかり、少し楽になりました。
私にとってこの対策は、「私を諦める」とでも言えそうな覚悟が必要なのですが、捨の心を養う道と位置付けて、心掛けていこうと考えています。
私の場合、上に述べましたように、生活上の必要から已むを得ず、このように発意したわけですが、慈悲心からそのようになさっている方々には頭が下がる思いです。