意識的な破戒について

意識的な破戒は(1)破戒が自分に悪影響を与えることを理解できていない、または(2)仏道を重んじていない場合に行われるように思います。
例えば私は、飲酒が三毒を強めることを自覚してから、お酒を飲むことが怖くなりました。
もし私が仏道を歩んでいることを知っている人が、私が諸々の悪をなしている様子を見たら、その人が仏道を軽んじる原因を作ってしまうでしょう。
それはとても恐ろしいことです。
私は、人の時間を不必要に取らないことも、不偸盗と思っているのですが、不必要か否かの判断に難しさを感じる局面もあり、引き続き留意して行きたいと思った次第です。
人に持戒は求めていないので、自分の時間を捧げることには抵抗感はないのですが…。