瞑想経験が仕事に役立った話

難易度の高い仕事に瞑想経験が役に立ったというお話です。

ある程度の規模のタスクに取り組む時は、まず暫定アウトラインを仕上げるようにしています。
それから、求められている品質や工数を勘案して、ディテールを作ります(アウトラインは適宜調整)。
時々、技術的な課題や資料不足等で、暫定アウトラインの作成に手間取ることがあります。
いま臨んでいるタスクも、想定より多い工数を費やしたにも関わらず、アウトラインの終盤が描けずにいます。
迫る期限と停滞する成果物の板挟みで非常にストレスを感じる状態が何日か続きました。
以前でしたら、作業の質が低下→タスクが進まない→さらにストレスが増す→作業の質が…という悪循環に陥ることもありました。
今回は、瞑想で培った観察力を、板挟みの苦しさに向けてみたところ、タスクを早く終えたい!という思いを、とても強く握りしめていることが分かりました。
それはタスク遂行にとって、明らかに阻害要因でしたので、それを(できる範囲で)手放したところ、ストレスが減り、集中力が回復し、1日分の目標は無事に達成することができました。
週明けも、モチベーションのある状態で、作業を再開できそうで、瞑想等で仏道を歩んできて良かったなと心から思った次第です。