瞑想記録

アナパナを試みるも雑念が多く集中できなかった。

数息観に切り替えた。
体に任せて呼吸をしたところ、非常に焦っていることに気づいた。
気づいた後、呼吸が緩化。
「覚る」というゴールを決めて努力することは誤りであるように思われた。
焦りや渇望や執着が生じる。
また、自分が考える「覚り」に自分を近づけようとする強い意図によって、事象をありのままに観るという行為が疎かになりやすい。
また過去に体験した参照項に自分の状態を引きつけようとする態度も誤りのように思われた。
ゴールを決めて努力することと同様の理由。
特に、事象から目が外れ、参照項のイメージや自己と参照項のイメージの差分を注視してしまうことによって、その時に感じていることから切り離されてしまうように感じた。
この半年、今月末までに覚ることを(自己への発破として)目標にして来たが、それを止める時が来たようだ。