座位の探求

アイアンガーの書籍に瞑想時の座位に関する記述を見かけたのでポイントだけではあるが読んでみた。
会陰部に重心を置くことや、足裏は天井ではなく両横の壁に向ける等の教示を試してみた。
瞑想終了後に右足首が痛むという問題が解決した。
また重心を指示通りにすることで下半身が安定感を増して充実し、上半身の力みも和らいだ。
舌が上顎から自然に離れて楽になった。
姿勢の指導に関しては、いくつか見聞きしたが、これほど(少なくとも私にとっては)的確なアドバイスはなかった。
また、上記以外のポイントも、微細でだった。
他の指導がアイアンガーに比べて粗いのは、指導者自身の、姿勢を観察する力が、アイアンガーに比べて弱いのではないかと思った。
姿勢の厳密さをそれほど重要視していないのかもしれないけれど。
なお腰痛が軽くなったので、丹田呼吸法の訓練も、上半身の傾きを深くした。